虹色の個性を大切にみんなで育つ、もうひとつのおうち。
お父さまお母さまとお子さまの成長のためにできることを考えるお教室です。
お子さまのくやしそうな顔やくしゃくしゃの泣き顔が、「できた!」や「えへっ」のキラキラした顔にかわるように、苦手なことや難しいことにも向き合う心を育てること。
お父さまお母さまこそがお子さまの一番の専門家であるという自信を持ち、楽しみながら子育てができるよう、お手伝いをすること。
明日を笑顔で迎えられるように、ひらめきの種をまき、小さな「できた!」の芽を大切に、きれいな花が咲いて実るまでご家族と共に歩むこと。
お子さまたちが持つ素敵な色。もうひとつのおうちでは、お子さまお一人おひとりの色を大切にするために、せんせいたちはどんな色にも染まり、明るくすることができる、白を意識して関わっています。
生活を共にする中でみんなの色が混ざり合い、変化していく様子はワクワクの連続。大好きなお友だちの色に染まってみたり、嫌なことがあって暗い色になったりするのも面白いです。
もうひとつのおうちは、お子さまが生まれて初めてお友だちと出会う場所です。お母さまやお父さまと過ごすおうちから一歩踏み出して、せんせいたちとドキドキをワクワクに変えられるようにたくさんの経験をします。
ご家族が子育てについて気軽に相談でき、せんせいや他のご家族と繋がれる場所でもあります。2歳の頃に出会い、入園、入学などを経ても、お子さまやご家族が繋がり、家族ぐるみで仲良くできるコミュニティを提供することができるのは、とてもうれしいです。
私たちができることは、多くはありません。お子さまが自ら考え、選び取り、学べる環境を整え、機会を作って励ましつつ待つこと、それだけです。もうひとつのおうちでは、指示を出したり、答えをすぐに伝えたりすることはせず、環境設定や演出を工夫することでお子さまが自らがひらめき、自分のタイミングで一歩を踏み出せるよう、支えることを大切にしています。
お子さまの時間の流れは、私たちよりのんびりしているようです。だから、「はやく!」と言ってもどうにもならないことの方が多いのかもしれません。お花だって、たくさんお水をあげたら早く芽が出るというわけではないのと同じですね。
お子さまもお子さまのタイミングで芽を出し、1日1日の変化は大きくなくても、1週間、1ヶ月、1年と確実に成長していきます。私たちは、お子さまたちが自分らしい色の花を咲かせるのをワクワクしながら待てるような心のゆとりを、ご家族に持っていだだけるように、それぞれの専門性を高める努力を惜しまず、チームとしてご家族を支えています。
「みんなが笑顔で、その笑顔の真ん中にお子さまの笑顔がある。」
そんなご家族の在り方を実現するために2012年の設立から約10年、たくさんのご家族と共に歩んでまいりました。もうひとつのおうちでは、言語聴覚士や作業療法士、公認心理師や保育士など各分野の専門家が「せんせい」としてではなく、より家族に近い存在として、お子さまと向き合っています。「せんせい」は、「〇〇ちゃん」、「〇〇くんと」ファーストネームで呼ばれ、みんな親戚のお兄さんお姉さんという感じです。
2016年の4月からは、公費事業「もうひとつのおうち」も始まり、とても賑やかになりました。八雲にある自宅は、1階と2階の半分を「もうひとつのおうち」として使っています。ご家族のご負担が1割となったことで念願だった1日3時間週5日お預かりするプレスクールをスタートさせることができました。2期目からは2歳から通える就園準備のプログラムを開発すべく、効果検証も開始。幼稚園のような生活の中に理学療法士、言語聴覚士、作業療法士、臨床心理士、保育士がチームとして毎日お子さまに関わるプログラムを一年一年改良しています。
2019年1月からは都立大学駅近くに「もうひとつのおうち柿の木坂」をオープン。駅から3分の緑道添いにある可愛らしい外観のおうちです。2020年4月には、碑文谷公園の近くのレンガのおうちで「もうひとつのおうち下馬」がスタートしました。下馬と柿の木坂では、保育所等訪問支援も提供しています。
2021年11月1日に「一般社団法人もうひとつのおうち」を設立。2021年5月には、一般社団法人ころんが運営する「もうひとつのおうち八雲」の隣に一般社団法人もうひとつのおうちが運営する「こどもえん八雲」のオープンするべく準備中です。「こどもえん八雲」の開園により、就学までの所属の集団として毎日通園することも、就園先の幼稚園や保育園と週2、3日併行通園することもできるようになり、プレスクール卒業後の選択肢が広がります。
「もうひとつのおうち」がある目黒区と世田谷区には、幼稚園のように通える毎日通園を提供する事業所がほとんどありません。そのため、どんなお子さまも年少さんになる頃には、地域の幼稚園に就園することになります。「もうひとつのおうちこどもえん」では、ST、OT、心理、保育、PTなどの資格を持つせんせいをお子さま2人に対して1人配置し、同学年での活動と縦割りでの多様な遊びを通して楽しく学べる環境を提供していく予定です。
お部屋の中で工作をしたり、ゲームをして遊んだりするだけでなく、近くにある衾町公園、東根公園、駒沢公園、碑文谷公園、パーシモンホールなどにもリュックを背負って歩いていき、身体を動かして遊んでいます。お友だちと手を繋いでペースを合わせて歩き、目に入るものを触ってせんせいやお友だちと同じものを見て、言葉で表現するのも楽しいです。
お買い物にも行きます。初めは目的の物が買えたのに、次の時は品切れなんてハプニングや、遊んでいたらお買い物に行く時間がなくなっちゃったなんて日も作って、どうしたらいいかをお子さまと一緒に考える…そんなちょっと捻りをきかせた演出も大好きです。
イタズラ心いっぱいの演出は、時にお子さまを不安にさせてしまうこともあります。「こうじゃないと!」が多いと、心がザワザワして落ち着かないですよね。そんな時は、「ここまでだったら頑張れるかな?」、「これでもきっと大丈夫かもしれないよ!」とお子さまの様子を見つつ、できるところまでやって気持ちの切り替えの練習をしています。
いつもと違う経験を少しずつ重ねていくことは、どんなことにもおおらかに向き合えることに繋がり、お子さまの世界を広げてくれるはずです。そして、その心のゆとりが、お子さまとご家族が笑顔で明日を迎えるための力になればと心から願っています
「もうひとつのおうち」は、お子さまの自分らしい色を大切に、お子さまとご家族がしあわせになるためにできることを考える場所です。
「好きなことを一緒にやったら大好きになった。」「ちょっと苦手なこともお友だちと一緒にやったら好きになった。」そんなお子さまの変化は私たちにとって、なによりの宝物です。毎日のレッスンがお子さまとご家族の大切な思い出になり、ご家族が子育てを心から楽しめるように、私たちにできることを丁寧に続けてまいります。「遊びにいってみたい!」と思われたら、気軽にご連絡くださいませ。
今日も笑顔で過ごせますように。
一般社団法人ころん 代表理事
一般社団法人もうひとつのおうち 代表理事
ますなが りさ
もうひとつのおうちでは、お子さまとご家族が笑顔で安定した生活を送れるように、家庭的な雰囲気の幼稚園のような環境設定を大切にしております。今後もお子さまたちの自ら学ぶ力を引き出すことのできるお部屋作り、衛生面・安全面への工夫を重ね、より良いレッスンを提供していくために暖かなご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2019年1月には2つ目の児童発達支援教室「もうひとつのおうち柿の木坂」をオープン。2020年4月からは「もうひとつのおうち」を就学後のお子さまたちの第3の居場所とするべく、平日の放課後等デイサービスの枠を増やし、プレスクールの枠を拡大するために世田谷区下馬に3つ目の教室「もうひとつのおうち下馬」をオープンしました。「もうひとつのおうち下馬」では、地域の園や小学校を訪問し、その中でのお手伝いをする保育所等訪問支援もしています。2021年7月からは「もうひとつのおうち柿の木坂」にも保育所等訪問支援を追加し、地域への移行支援に力を入れているところです。
2022年春には、児童発達支援・保育所等訪問支援「もうひとつのおうち八雲」と児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援「こどもえん八雲」を隣り合わせで開所しました。これからもご家庭、幼稚園・保育園に次ぐ、第3の居場所として、お子さまたちと毎日を共にできることを楽しみにしています。新しい園の環境設定を充実するために必要なものをAmazonのほしいものリストとして公開中です。お子さまたちの成長のためにご支援くださる皆さまとのご縁に感謝しつつ、これからも丁寧にお子さまやご家族と向き合ってまいります。
寄付金の用途の詳細に関しましては、ご報告させていただきますので、まずはcolon.family.net@gmail.comまでお問い合わせください。
三菱UFJ銀行
三軒茶屋支店 普通 0095481
一般社団法人ころん 代表理事 深野理早(舛永理早)
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